About Us



南山教育研究所は、教育の可能性を広げるために、教育学×コーチング×を活用した研究と実践を行っています。「学びとは何か」「人が成長するために必要なことは何か」という根本的な問いに向き合いながら、よりよい教育のあり方を探求します。

私たちが大切にしているのは、人は本来、計り知れない能力と可能性を持っているという考え方です。
「潜在能力」という言葉がありますが、潜在能力とは、集中力やモチベーション、記憶力だけでなく、自信や自己肯定感、人格なども含まれます。
しかし、その力を制限してしまうのが、それぞれが無意識に持っている「信念」です。

人は「自分に合った素質を活かし、大切にしている価値観が満たされているとき」にこそ、最大限の力を発揮し、モチベーションを維持できます。

本研究所ではコーチング理論を活用することで無意識の中にある価値観や信念、生まれながらに持つ性質や素質を明らかにし、一人ひとりが自身の力と可能性を最大限に発揮できるプロセスづくりを探究しています。

また、ワークショップ等の実践を通じて学校教育、企業研修、地域教育などあらゆる教育現場において活用できる実践的なプログラムを開発し、多くの教育者や学習者に提供することを目指します。
「幸せとは何か」「豊かさとは何か」という問いに常に向き合いながら、人間の「心と学び」に対する研究を推進していきます。

研究内容research topic

認知機能の活性化を促す学習支援の探究

思考力・判断力・注意・記憶など、学習に関わる認知的側面を多角的に捉え、脳の働きを最適化する学習支援の在り方を検討する。

身体的・心理的状態と学習パフォーマンスの関係性

心身のコンディションが学習の質や集中力に及ぼす影響を明らかにし、教育への応用可能性を探る。

内面の変容過程に基づく学習メカニズムの検討

意欲・動機・自己認識といった内的要因が、学習および発達に及ぼす影響を考察し、深層的な成長支援のあり方を探る。

ウェルビーイングを基盤とした教育の在り方の再定義

幸福感や人生の充実と学びとの接点を探り、教育の本質的意義について理論的・実践的に考察する。

再現性のある教育実践の設計と検証

現場での実践を基盤としつつ、汎用性・再現性の高い教育手法を開発・検証し、持続可能な学びのモデルを構築する。